何となく絵を描きたくない時の対処法

将来は絵を仕事にしたいけど、なんか描く気が起きない……
なーんかよくわかんないけど絵を描く気力が湧かない時ってありますよね。
将来のことを考えたら絶対描いた方がいいんだけど、なぜかそういう気になれない。
そんな時どうすればいいのか?をまとめていきます。
何となく絵を描きたくない時には2パターンある
絵を描きたくない時の気持ちには、大きく分けて2パターンあります。
- 描きたいものはあるけど描きたくない時
- 描きたいものもなく、ただ描きたくない時
描きたいものはあるけど描きたくない時
1つめは、描きたいものが明確にあるけど描きたくない時です。

このキャラのこんなポーズが描きたいけど、めんどくさい

憧れている絵柄に近づきたいけど、描きたくない
こんな風に、目的は決まっているけどいざとなると腰が重たくなる時ってありますよね。
描きたいものもなく、ただ描きたくない時
2つめは、描きたいものが思いついていなくて、かつ描きたくない時です。

何か描いた方が良いとわかってるけど、描けない

ぼんやりとした不安がつきまとっていて、描く気になれない
なぜだかわからないけど、筆が進まないパターンですね。
絵を描きたくない時にやるといいこと

絵を描きたくないな……
そう感じた時は、描きたいものがあるかどうかによって対応を変えてみましょう。
描きたいものがある時は、まず小さなことから始めてみる
描きたいものがある時は、まず小さなことから始めてみましょう。
描きたいものがあるのに描く気力がない時は、「絵を完成させる」ことにフォーカスが向きすぎて、重荷に感じてしまっているのです。

絵を描くなら早く完成させなくちゃ!
という思い込みが足を引っ張っているのかもしれません。
そんな時は、小さなことから始めてみましょう。
- まずは1ストロークだけでいいから手を動かしてみる
- もし2ストローク目も描けそうなら描いてみる
- 5分経って飽きたのなら、その日はおしまいでOK
極論1日1ストロークしか描けなくても、いつかは作品を完成させることができます。
あまり気負わずに、まずは1ストロークだけ描いてみましょう。
描きたいものがない時
描きたいものがない上で描きたくない時は、
- アイデアが枯渇している
- 周りの評価(いいねやフォロワー数など)を気にしている
- 絵の上達にプレッシャーを感じている
- 絵以外に気になることや不安を抱いている
等、インプット不足や何かしら重荷に感じているものがある場合が多いです。
インプットを増やしてみる
もしかしたらインプットが不足していることで、描きたいものが思いつかないのかもしれません。

そういえば最近、ときめくものがない……

忙しくて景色や資料を眺める暇もなかった!
心当たりがある人は、インプットの時間を作って色々なものを眺めてみましょう。
資料を漁っているうちにインスピレーションが下りてきて、描きたいものが見つかるかもしれません。
周りの評価という基準から解放されてみる
いいねやフォロワー数など、周りの評価が気になりすぎて描けない時は
自分が本来描きたかった絵を思い描いてみる
のが良いと思います。
周りの評価を気にし始めると、どうしても自分が描きたいものでなくウケが良いもの・求められているものを描きがち。
それらの絵ももちろん必要なのですが、あまり周囲の目を気にしすぎると
自分が本来描きたくないものばかり描く
↓
評価されなかった時に落ち込む
↓
絵を発表することがだんだん怖くなってしまう
という負のループに陥ることも。
そんな時は、周囲からの評価を一旦脇に置いておいて、
- 自分は元々どうして絵を描きたいと思ったのか
- 自分は元々どんな絵を描きたかったのか
を振り返ることで、自分軸を取り戻しましょう。
誰かのための絵は描けなくても、自分のための絵は描けるかもしれません。
一部分だけ描いてみる

自分は絵が下手だ
自分の絵に自信がなくて、上達・練習する必要があると強く思い込んでいる人は
一枚絵を描かずに一部分だけ練習してみましょう。
自分で自分の絵をへたくそだ!と思っている中で、1枚の絵を仕上げなければならないと考えてしまうと、とても絵を描くことが負担に思えてしまう時があります。
まずは自分が直したいと思っている個所を1個選んで、そこだけ練習するようにしてみましょう。
1枚絵に挑戦するのは「ちょっと上手になったかも?」と思えてからでも全然大丈夫です。
しばらく絵を描かない時間を作る

なんだかよくわからないけど、とにかくモヤモヤする!
もしかしたら、絵以外の要素で不安や気になることがあるのかもしれません。
- 体調がすぐれない
- メンタルを崩している
- 人間関係
- 仕事のアレコレ
等々、他で抱えている悩みや不安でいっぱいいっぱいでなかなか絵に打ち込めないこともあるでしょう。
そういう時は、しばらく絵を描かずにいても大丈夫。
今抱えている悩みや不安を軽くすることに注力してください。

絵を描くのを休んだら下手になる!
と心配するかもしれませんが、それも大丈夫。
むしろ今のままの状態で無理やり絵を描き続けた方が、満足できる出来にもなりにくいですし、転じて絵を描くことそのものが嫌になってしまう可能性があります。
たとえ期間が空いたことで筆が鈍ってしまっても、そのまま描き続けることで勘は取り戻せます。
思い切って筆を置いてみて、リラックスする時間を増やしてみましょう。
何となく絵を描きたくない時は、無理をしないことが大切
なんだかわからないけど、絵を描きたくない!
どんな原因であれ、無理は禁物です。
無理やり描いたところで自分の満足いく絵は描けないし、

何でこんな絵も描けないんだろう
と自己肯定感も下がってしまい、巡り巡って絵を描くこと自体嫌いになってしまうかもしれないからです。
そんな悲しい結末を迎えないためにも、無理して描くのはご法度。
1枚絵は描きたくなくても、落書きは描けるかもしれない。
落書きも描けなくても、線や丸は無心で描けるかもしれない。
どうしてもペンが重くて持てないなら、休んでしまえばいい。
自分の気持ちを大事にしながら、絵を描いていきましょう。

