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『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』をやってみたら号泣した話

やりたいこと探し
cralaism
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「やりたいこと」が見つかれば、どれほど幸せで楽しい人生を送れるだろう?

そう考えたことはあるでしょうか?

私は転職を繰り返したり、メンタルが追い詰められて強制的に療養生活を送ることになったりしたことで

私の「やりたいこと」って何だっけ……?

と本気で考え始めました。

本屋で自己啓発コーナーを眺めていたら

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』

という、求めてることドンピシャなタイトルの本を発見したので、即購入。

自身の「本当にやりたいこと」探しを終わらせるべく、奮闘したので記録を残します。

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』とは?

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』は、八木仁平さんが執筆されている書籍です。

八木さんが考案した「自己理解メソッド」を通じて、自分自身の「本当にやりたいこと」を見つけるまでの一連の流れがまとめてあります。

やりたいことを探してみる

「本当にやりたいこと」の公式

「自己理解メソッド」によれば

「大事なこと」×「好きなこと」×「得意なこと」=「本当にやりたいこと」

であり、「本当にやりたいこと」を見つけるために3つの方面から自分自身を探っていくことが必要です。

私の「大事なこと」

「自己理解メソッド」では

大事なこと=価値観

であり、それは「やりたいこと」を見つけるためのコンパスのようなものだ、と定義されています。

大事なこと探し、めっちゃ大事じゃん

載っていたワークをした結果、私の「大事なこと」は

  • 優しさ
  • 安心
  • 自立
  • ポジティブ
  • 表現

でした。

私の「好きなこと」

「自己理解メソッド」によれば

好きなこと=興味があること

だそうで、少しでも「気になるな」と感じるところがあればそれは「好きなこと」にカウントして良いそうです。

私にとっての「好きなこと」は

  • ゲーム
  • アニメ
  • 漫画
  • 演劇
  • 弓道
  • リラクゼーション
  • 福祉
  • 心理学
  • 哲学

でした。

私の「得意なこと」

最後に「自己理解メソッド」では

得意なこと=自然とやってしまっていること

とされています。

自然と出来てることなので、人から言われても

え?それって当たり前のことじゃないの?みんなできるでしょ?

と思ってしまうくらいのことが「得意なこと」となるのだそう。

私の「得意なこと」は

  • 他人の気持ちを考えながら行動できる
  • ひとつのタスクに没頭できる
  • 自分ひとりで行動できる
  • 物事を思慮深くとらえる
  • 文章がわかりやすい

と出てきました。

導き出された私の「本当にやりたいこと」

ここまでのワークで出てきた「大事なこと」「好きなこと」「得意なこと」を掛け合わせたものが、私にとっての「本当にやりたいこと」になります。

実際に掛け合わせてみると

  • 絵を描くことで優しさを届ける
  • 心理学を学ぶことで自立した人間を増やす
  • 演劇に没頭することで自分自身を表現する

など、複数の「本当にやりたいこと候補」が見つかりました。

見つかった「やりたいこと」がピンとこない

見事「本当にやりたいこと」を見つけられたぞ!やったね!!

……と思いきや、私の胸の内はモヤモヤしたまま。

「これが私のやりたいことだ!」感がない

なんというか、「本当にやりたいこと」が見つかった時って

うおお!これが本当にやりたいことなんだ!!テンション上がる!!

そうそう!これだよこれ!これがやりたかったんだよね!!

みたいな気持ちになるんじゃないかな、と勝手に思ってたのですが

「ふーん」って感想しかない……

なーんか腑に落ちないし、納得もできなくて

「このやりたいことに向かって一歩踏み出しましょう!」って気にもなれなかったんですよね。

さらに「やりたいこと」を深堀りしてみる

ひょっとしたらまだ見落としてる何かがあるのかも?

ということで、もう少し自分の「やりたいこと候補」を深堀りしてみることにしました。

八木さんのYoutube動画を見まくる

著者である八木さんがYoutubeで配信していたので、

動画を片っ端から見て「やりたいこと」についての見識やマインドを深めました。

中でも「やりたいこと相談会」という形で視聴者さんの「やりたいこと探し」を手伝う動画があったので、それを

自分だったらどんな回答をするだろう?どんなことを思うだろう?

動画内容を我が事と捉えて考えてみることが、新しい自分に気づくことが多くて楽しかったです。

実は私も出演したくて応募したけど、抽選外れちゃいました……残念!

LINE登録で貰えた「やりたいこと探し」の追加質問に答える

Youtube動画からLINEの登録をすることで、本に掲載されていた以外にもたくさんの追加質問がもらえたので、それも一通り答えてみました。

質問だけでなく

  • 好きなこと100個リスト
  • 得意なこと1000個リスト

なども活用して、自分だけでは出てこなかった「大事なこと」「好きなこと」「得意なこと」を発見することもできました。

「大事なこと」に「なぜ?」と問いかけてみる

自分の心がモヤモヤしている=「大事なこと」のコンパスが不明瞭なのでは?

と思い立ち、見つけた「大事なこと」について一つ一つ

なぜそれが大事なのか?

を気が済むまで投げかけ続けました。

やっと見つけた!私の「本当にやりたいこと」

本の内容だけでなく、複数のやり方で自分の「やりたいこと」候補に向き合ってみた結果、ふと

あれ?これって全部、根っこの部分では同じじゃね?

この気づきのおかげで一気に「本当にやりたいこと」がクリアにわかりました!

全てはひとつの「願い」につながっていた

きっかけは「大事なこと」にある「表現」について考えていた時。

私は小さな頃からお絵かきやダンスで自己表現するのが大好きだったのですが、

どうして私は「表現」したいんだろう?

この問いを投げかけた結果、

もっと自分を見てほしい → ここにいる価値があると認めてほしい

といった感情が返ってきたのです。

同じように「自立」に対して問いを投げかけてみたら

誰も助けてくれない → 自分で何とかしないと居場所がない

一見内側から湧き上がっているような感情でも、掘り進めてみたら全部

外からの刺激じゃないと満たされない価値観

だったんです。

八木さんは上記のような価値観を「外発的価値観」と呼び、自らの内側から生まれる「内発的価値観」の方を「大事なこと」として採用しよう、と発信しています。

つまり私は色々なことを「大事だ」と考えているようで、

根っこの根っこのホントのところでは

安心したい、居場所が欲しい

これだけを願ってたってことが判明してしまったのでした。

私が「本当にやりたいこと」は……

「大事なこと」=コンパスの中身が「安心、居場所があること」ただ一つに絞られてしまった……

これによって私の「本当にやりたいこと」は

絵や文章などの好きなことを通じて、生きづらさを感じる人たちに安心や居場所、少しでも息をつける時間を届けたい

となり、これが見事に腹落ちしたんです。

そうそう!これだよ!これ!

って気持ちと一緒に、なぜだか胸が暖かくなってボロボロと泣いてしまいました。

「本当にやりたいこと」を見つけたら「もう逃げられない」

「本当にやりたいこと」が見つかったから、後はもう突き進んでいくだけだぜヒャッホー!!

と前向きなハイテンションには残念ながらならず。

むしろ「本当にやりたいこと」を見つけたせいで

ああ……私の人生、もう逃げられない……

恐怖で心がいっぱいになってしまいました。

今まで目を背けてきた、未知なる道に目を向けてしまったので、不安や恐れが爆発してしまったんですね。

でも八木さん曰く

「その選択肢を怖いと思うのは、本当は自分がやりたいことだから」

とのことなので、この不安や恐怖は私にとって正しい方向を向いているっていうサイン。

怖いよーって気持ちは小脇に抱えたまま、小さな一歩から始めようと思ったのでした。

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』は本当に世界一やさしかった

おそらく一人で本を読んだだけでは、「やりたいこと」は見つけられなかったでしょう。

八木さんもYoutubeの動画で

本を読むだけで、たった一人で「やりたいこと探し」を終わらせることは難しい

と言及されています。

フラットに物事を見てくれる第三者がいてくれることで、自分にとって目から鱗な発見ができて、それが「やりたいこと探し」の大きなカギになってくれるんですね。

ですから八木さんは本の執筆だけでなく、

  • Youtube上で「やりたいこと相談会」の場を設けてくれたり
  • LINEに登録することで最長2時間の「自己理解コーチによるカウンセリング」を無料で提供してくれたり

しています。

私は動画を通じて間接的に八木さんのフォローを受けた、という形で「本当にやりたいこと」を幸運ながら見つけることができました。

「自己理解プログラム」の掲げる

「大事なこと」×「好きなこと」×「得意なこと」=本当にやりたいこと

は、まさしく世界一やさしい「やりたいこと」へたどり着くための方程式だなと感じたのでした。

ではでは!

ABOUT ME
uyu
1990年12月生まれ。HSP+双極性障害。
転職を7回繰り返した結果うつが深刻化し、一般的な人生を送ることを断念。
現在は療養しながら「生きづらさを感じる人へ、安心感や一息つける時間を提供する」ために何ができるか模索中。
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